こんにちは、楽に生きられる自分にシフト中のノ~チンです(*´∀`*)。
昨年の9月、10月とYSメソッドの2日間集中カリキュラムなるものを受けてきたので、その感想を書いていきます。
受講前にネットでかなり検索しましたが、受講者が書いている感想ブログなどが見つかりにくかったので、YSメソッドに興味を持っている人、またはこれから受けようと思っている人の参考になると幸いです。
目次
YSメソッド、受けてよかった?
さて、まずはわたしの感想から。
YSメソッド、受講してよかったか?わたしは受けてとてもよかったです。
以下の項目に分けて、評価していきます。
評価項目 | 評価 |
カリキュラムの内容 | |
カリキュラムに関する事前説明 | |
カウンセラーとの相性 | |
事務処理などの手続き上でのストレス | |
組織に対する好感度 | |
おススメ度 |
以下、それぞれ評価した項目について説明して行きます。
カリキュラムの内容
わたしの評価は、
です。具体的に2日間集中カリキュラムでどんなことをしたかですが、2日間、カウンセラーの指示に従って、両親を軸にこれまでの人生を振り返ります。
1日目は午後2時半から開始、夜の10時まで作業を行いました。間に1時間ほど休憩があったので、作業時間は正味約6時間半ほどになります。
2日目は朝の10時半から始まり、夜の6時半くらいまでだったので(間に約1時間の休憩)、作業時間は約7時間ほどです。
「時間」、「次元」、「解放」という3つ側面からのアプローチが用意されており、わたしは「時間」と「次元」を受講しました。
- 「時間」:自分が死ぬ時点に視点を持って行き、死ぬときにどんな風に感じて死にたいか、そのためには、いまどう生きればいいのかを知る。
- 「次元」:視野を高次元に高めることで、現在問題だと思っていることへの捉え方を変える。
「〇〇町に住んでいるわたし」、「〇〇市にすんでいるわたし」、「〇〇県に住んでるわたし」、「日本に住んでるわたし」、「アジアに住んでるわたし」、「地球に住んでるわたし」、「宇宙に住んでいるわたし」など、色んな次元で捉えられることができます。 - 「解放」:これに関しては、わたしは受講していないので分かりません。自分が大切に思っていること、その他さまざまなことを手放し、自由になる、と言う風に聞きました。
「時間」と「次元」はどちらから先にでも受けられますが、「解放」は「時間」「次元」を受講したあと、最後の仕上げ的な位置づけのようで、「時間」、「次元」よりも前に受講することはできません。
どこで受けられるの?
ちなみに医療機関でこのYSメソッドを提供しているのは、現時点(2019年1月20日)では東京の日本橋にある「YSこころのクリニック」と九州の福岡にある「YSくまざわクリニック」の2ヶ所になります。
同様の講座は「IGA心の学校」でも受講できます。ただし、コースの呼び名はクリニックと心の学校とでは異なります。
- クリニックの「時間」=心の学校の「未来内観コース」
- クリニックの「次元」=心の学校の「宇宙無限力体得コース」
- クリニックの「解放」=心の学校「天使の光コース」
詳しい内容はこちらの「心の学校」の「真我開発講座」のページに書かれてますので、興味のある方は参照ください。
現在、心の学校は 東京、大阪、愛知にあるようです。支部情報はこちらのリンクを参照ください。
カウンセラーさんからの情報ですが、クリニックで行っているカリキュラムと「心の学校」でやっている講座は、内容は同じだけどアプローチ方法が少し違うそうです。
クリニックでのカリキュラムは、うつ病など精神疾患を患っている患者さんが抵抗なく受けられるようにアレンジされており、「心の学校」での講座にはクリニックでは行っていない大きな声を出して行うワークなどがあるそうです。ご参考まで。
事前のカリキュラムに関する説明
わたしの評価は
です。2日間集中カリキュラムを受ける前に、カウンセラーの方と受けるかどうかを決めるためのお話(診療相談)をします。
わたしはこの診療相談に加え、電話でも事前にカリキュラムについて質問しました。が、肝心の内容については「体感することなので、説明は難しいです。」とか「詳しい内容をお伝えすると、カリキュラム中に『次はあれが来るな』などと予想されてしまうので、お伝えしない方がよいと思います。」と言う理由で、詳しく教えてもらえませんでした。
カリキュラムを受講した後の感想としては、インフォームドコンセントの意味合いとしてもきちんとカリキュラム内容を伝えてもらいたかった、と感じました。また、カリキュラム内容を事前に知っていることで受講中の体感が変わることはなかったと思います。
東京の「YSこころのクリニック」、福岡の「YSくまざわクリニック」ともに、YSメソッドを受ける前に「初診、診療相談」という手順を取っているようです。
東京の「YSこころのクリニック」のHPに診療の流れについて詳しい説明があったので、興味のある方はこちらを参照ください(文字上のリンクをクリックしてね)。
カウンセラーとの相性
わたしが受けたクリニックでは、2日間集中カリキュラムを担当できるカウンセラーはお1人だけでした。2日間集中カリキュラム後、他のカウンセラーさんにお会いする機会がありましたが、わたしはその方との方が相性がよいと感じました。
クリニックで診察を待っているときに、病院の関係者なのか患者さんかも知らない状態で、偶然カリキュラムを担当されたカウンセラーさんを見かけました。そのときに持った印象が「冴えないお◯さんだな・・・」でした。その後、カリキュラム時に受けた印象などからも、あまり人間的に相性のよい方ではなかったと思います。
カウンセラーさんとの相性があまりよくないかも、ということは、2日間集中カリキュラムを受ける前から感じていたのですが、そのために別のクリニックに行ってみようとまでは思わなかったので、そのままそのクリニックで受講しました。
もし、自分が通える範囲で複数の候補がある場合は、自分が相性がよい、と感じた方から受けるのもよいのではないかなと思います。
もっともわたしの場合、相性がよいと思わなかったにもかかわらずYSメソッド自体は効果があったので、それほど気にする必要もないかもしれません。
事務処理などの手続き上でのストレス
カリキュラムの内容がしっかりしていただけに、残念に思ったのが事務的な処理でのミスの多さでした。
わたしは、もともと「次元」を希望していたのですが、手違いで「時間」を最初に受けることになりました。クリニックの手違いだったため、希望していた「次元」を日を変えて受けることができましたが、これがまず最初の事務的ミスでした。
別の日、カウンセリングを予約していたのですが、予約時間を20分以上過ぎてもカウンセリングが始まりませんでした。受付に問い合わせたところ、カウンセラーさんにわたしの予約が伝わっていなかったことが分かり、約25分遅れでカウンセリング開始されました。
また、そのカウンセリングのお会計の際、支払金額が聞いていた金額と違っていたため、そこで時間がかかり、結果的に予約していた高速バスに乗り遅れ、高速バス代が無駄になり、新幹線で帰ることになりました。
結局、支払金額は電話で事前に確認していた金額より2,000円ほど高くお支払いしました。事前に確認していた金額よりも多く請求されるってどういうことだ?と疑問に感じました。
そんなこんなで事務的ミスが、通常の企業などではありえないレベルで頻発しました。カリキュラムがしっかりしているだけに非常に残念に思いました。
組織に対する好感度
あくまでも個人的な印象ですし、わたしが受けたクリニックに限ってのことかもしれませんが、より高いコースを進める姿勢を感じました。
クリニックではAコース、Bコース、Cコースとコースが設定されいます。
Aコースは『カリキュラムの内容』の項で説明した「次元」、「時間」のいずれか1つの2日間集中カリキュラムとカウンセリングなどがセットになっています。
Bコースは、「次元」、「時間」2つの2日間集中カリキュラムとカウンセリングのセット。
Cコースは「次元」、「時間」、「解放」3つすべての2日間集中カリキュラムとカウンセリングなどのセット。
2日間集中カリキュラムを単品で受講すると9万円弱、コース受講になると一番安価なAコースでも15万円前後します。
わたしは、とりあえず自分に合うかどうか分からないため、単品受講しましたし、コースで受けたいと思わなかったので、コースへの変更はしませんでしたが、初め単品受講していた別の方は、結局Cコースまで受講されていました。
わたしも最初のカリキュラムを受講した際に、Aコースへ変更しなくてもよいですか?と聞かれました。また、「時間」と「次元」の2つカリキュラムを受講した後には、「解放」の受講をそれとなく進められました。
クリニックを維持していくうえで、お金は大切なことだとは思いますが、せっかくよいカリキュラムがあるのですから、そこは安心してよいカリキュラムを淡々と提供することで、既存の患者さんから新しい患者さんを紹介してもらう、といった形で運営されればよいのにな、と他人事ながら感じました。
違和感を覚えた事例としては、「『真我』が開いて、できた空間に入ってくるはずのよいことが、次の予約をしていないと、取りこぼしができる(一字一句正確ではないです)」と言われたこと。うつなど精神状態が悪い人が聞くと、「次を予約しなければダメだ」という心理的プレッシャーを与えてしまわないか心配になりました。わたしの場合、家族とYSメソッドについてオープンに話していたこともあって「なんだそれ?!」と不信感を覚えるくらいでしたが、若干嫌な感じはしました。
YSメソッドはこころを扱う他のものに比べて特に高額、という訳ではありませんが、こころを扱うものは総じて高額に感じます。
YSメソッドに関しては、コースで受講すると一番安いコースで14.6~15万円します。コース受講する場合、同じ内容を別個に支払うより総額が安くなるというメリットはあります。
カウンセラーさんとの雑談で聞きましたが、開発者の佐藤康行さんが行う2日間集中カリキュラムは2日間で25万円だそうです。
わたしは、精神的なものに限らずですが、そこに通い続けなくても健やかに過ごせる知恵や知識を付けさせることができる団体は好ましく感じますが、YSグループの場合、利用者がグループ(佐藤康行さんに)にずっとお金を落とすようなシステムを構築されている感じがし、そこに少し違和感を覚えます。
YSメソッドの金額について
YSメソッド、上でも述べていますが、わたしはコースではなく単品受講をしました。
東京の「YSこころのクリニック」でも福岡の「YSくまざわクリニック」でも、コースの設定があります。
「YSこころのクリニック」の値段設定はコチラ、「YSくまざわクリニック」の値段設定はコチラで確認できます。
いずれもAコースが14.6~15万円、Bコースが24.6~27万円、Cコースが34.2~39万円となっています。ただし、コースではなく単品での受講も可能です。単品で2日間集中カリキュラムが8.6万円くらいでした。
受講が終わって執拗に電話がかかったり、メールが届いたり、ということは一切ありませんが、受講時にCコースまで受講することを勧められると思います。ご自身が不要と思われる場合は、さらりとかわすことをお勧めします。
YSメソッドのおススメ度
わたしは、最初の診療相談を含め、クリニックには合計5回行きました。
最初の2日間集中カリキュラムを受けた際、受講者はわたしを含め、4名いました。4名中、わたしともう1人の方が単品受講でした。もう1人の方は途中で、コースに切り替えられ、結局Cコースまで受講されていました。わたしはコースにはせず、代わりにコースに含まれている内容は、単品ですべて受講し、体験してみました。
コース受講でなくても、わたしは効果を感じました。ただし、唯一連絡先を交換した方は「ぼくは『解放』まで受けたけど、まだまだスッキリしません。」と言われているので、人によって体感はばらつきがあると思います。
YSメソッドで「真我」を体感できるのか?
わたしは、YSメソッドを受けてよかったと思っているのですが、受講する前に「心の学校」のHPやクリニックで耳にする「受講された方は、みなさん真我が開きます」、「真我を体感できます」と言う言葉は嘘だと思います。
「心の学校」のHPには、「『心の学校』に参加されたほぼ100%の方が、真我を体感できる。」と書かれていますし、クリニックでも「みなさん真我が開きます。」と言われました。
わたしは「時間」と「次元」の2つの2日間集中カリキュラムを受講したのですが、最初に受けた「時間」では、参加者4人中、3人が講座の内容に不満という結果でした。
いまは、YSメソッドを受講したおかげで、今回の長いうつを抜けられたので、受講してよかったと思っていますし、とてもうまく作られたカリキュラムだと思います。
話を戻しますね。講座が終わるに当たり、受講者が順番に感想を述べる機会がありました。
最初に感想を述べたのが、以前に「次元」を受けていて、次の「時間」を受講された女性でした。この方は、「受講してよかったです。家族関係もすごく変わり、感謝しています。」と言われました。
次がわたしの番だったのですが、わたしは以下のように言いました。「本音で感想を言わせてもらいます。正直、これまで読んだ自己啓発や心理学と内容も類似していて、怒りを感じます。」
その次に男性Aさん、男性Bさんと感想を言いましたが、わたしがネガティブな感想を言ったこともあり、Aさんは「わたしを言うと、真我は感じられなかったしガッカリしました。」、Bさんは「わたしもガッカリしましたが、家族のことを考えることができたので、それに関してはよいと思いました。」と言われていました。
カリキュラム受講後、指導されていたカウンセラーさんに「真我の体感がなかった」と伝えても、「大丈夫です、それでいいんです。」と言われ、「よくねーよ(怒)!」と思いました。
観の転換
「真我が開く」かは別として、講座で言われていたのが「観の転換」が起こるかどうかが重要、と言うことでした。
「観の転換」と言うのは、例えば「わたしはお母さんに大切にされてこなかった」と思っている人がいたとします。それが、講座を受けることによって「お母さんはもしかしたら自分を大切に思ってたのかな?」と言ったように、物事に対する捉え方が変わることを言います。あくまでわたしの理解ですが。
この「観の転換」に関しては、わたしは起こりました。
具体的に書くと、わたしは「自分たち兄弟が産まれたために、お母さんは不幸だった。」とずっと思っていました。この考えは、わたしが何かあると「死にたい」と感じる要因になっていたと思います。
このことについては、これまで母に話したことがありました。
母から「お母さんは、あんたたちが産まれてきたことはよかったと思ってるよ。」と言われもしていたのですが、それでもわたしの中で「母は自分たちが産まれたために不幸だった。」と言う考えは変わらず、固定されたままでした。
わたしは、中学に入ったころから、母親の愚痴をずっと聞いていました。アダルトチルドレンで言うところの「プラケーター」(小さなカウンセラーともいうことができるでしょう)でした。
わたしは中学生のころから心理学の本や、どうしたら幸せになれるかと言った類の本をよく読んでいました。
心理学の本から得た知識から、母の愚痴を聞くことに意義を見い出していました。いま思えば、あの愚痴は別に聞かなくてもよかったな、と思いますが、当時は自分が母が幸せになるためにできること、と考えていました。親子関係という近しい関係で、ただただ相手の愚痴を聞くことは難しいですし、母にとっても同じ話を繰り返しすることで、悪い状況を常に考え続ける状態になっていたのかな、といまは思います。
当時、愚痴を聞いても、わたしが母が思ったような返しをしないことで「あんたは人の気持ちが分からない子だ。」となんとも残酷な言葉を受けたこともありました。また「お父さんと離婚したいけれど、あなたたちが成人するまではしない。」と言うような内容を聞くことで、「わたしたちが産まれた」=「だからお母さんはお父さんと離婚したくてもできない」=「わたしたちは母の不幸の原因」と言った理解をしていました。
また、食事の用意についても「食べなくてすむならどんなに楽か。でも、子供がいるから作らなきゃいけない。」と言うことを聞いていたため、お母さんはイヤイヤご飯を作っていた、と思っていました。わたしは小さかったため記憶にないのですが、母はわたしたちを育てている時点で余命1年を宣告された時期があり、かなり体力的にも精神的にもしんどい時期があったようなので、このことも影響していたのだと思います。
YSメソッドを受ける前後で起こったわたしの考え方の具体的な変化を以下に示しますね。
YSメソッドを受ける前 | YSメソッドを受講時 | 受講後 |
お母さんはイヤイヤご飯を作っていた。 | 身体が悪くてご飯を作ることがしんどいときもあったけれど、子供が成長する上で栄養のある食事は大切と思っていたため、ご飯を作ることを選択していた。 | 大変だったのに、わたしたちのためにご飯を作ってくれてたんだね。ありがとー。 |
お母さんが楽になるようにと思い、頑張って愚痴を聞いていたのに「あなたは人の気持ちが分からない子だ。」と言われたりして悲しかった。親子などの近しい関係の人間がただただ気持ちを聞く、ということはとても難しい。あれ以上は自分は出来なかった。 | 当時の母親の悲しい気持ちと同化した気がしました。 それまでは「お母さんの役に立ちたかったのに、役に立てずに悲しかった」という「自分」の気持ちにフォーカスが当たっていたのが、当時の「母」の気持ちを体験した気がしました。 「観の転換」の一種と言えると思います。 |
昔のことはもういっか、と思えるようになった。 |
自分に合わない学校(中学・高校)に行っていたのに、進学校だったという理由で公立の中学に移らせてもらえず、高校受験もすることも暗に否定され、わたしの気持ちを大切にされなかった。 わたしが自分を大切に出来ないのは、このころのことが影響しているのかな。 |
上の当時の母の悲しい気持ちと同化した気がした、ということから派生した感じがあるのですが、当時、母が色んな意味でいっぱいいっぱいだったことが腑に落ちたとき、当時、わたしが「学校が嫌!学校を移りたい!」と伝えていた言葉は母の耳にきちんと届いていなかったかもしれないな、と思いました。 | 昔のことはもういっか、と思えるようになった。 |
元来の心理学に対する不信感
わたしがYSメソッドを受けることにしたのは、これまでに心理学の本をそこそこ読んで来ていて、今回うつになったときにまったくその知識がよいように働かなかったからでした。
自分がネガティブにネガティブにものごとを捉え、考えていることは自分自身で分かっていたものの、じゃあこうすればいいよー、とかそういうことをまったくしたくなかったし、病院で認知行動療法のカウンセリングを受けていましたが、「従来の心理学の延長」という捉え方を自分がしていたため、自分でカウンセリングを希望したものの「効果があるはずがない」と思っていました。実際に、カウンセリングを受けていても効果はあまり感じられませんでした。
そのため、これまでの心理療法とは異なります、という謳い文句のYSメソッドはわたしには希望を感じさせるものでした。
『真我』とは
YSクリニックでは、『真我』を『本当の自分』、あるいは「偽我(にせものの自分)」に対しての『真我』と説明をされます。
「『真我』が開いた」という状態は人によって様々で、色々な方の体験談として、何かをしていて突然涙が流れ出しその人の真我が開いた、という言い方をよくされますが、実際『真我』や『真我が開いた状態』については言葉でこういう状態です、と言うことはできないと言われます。
わたしがいま理解している『真我』とは「ありのままの自分」です。
わたしたちが生きている社会には色んな価値観が存在します。あらゆることに対して優劣を付けたり、色んな人の主義主張によってさまざまな概念が存在しています。
「ありのままの自分」とはそういった外側の概念を外した自分、だと理解しています。
わたしたちは生まれてきてから、色んなことを学び、色んなことを信じるようになります。信じる内容は個々人によって異なるのですが。
先日、学生時代の友人と15年ぶりに会う機会がありました。そのとき、彼女が「わたしはルールって好き。ルールがあって、それを守って過ごすっていうのも好き。」と言ったのを聞いて、わたしはのけぞるほど驚きました。と言うのも、わたしはルールがすごく苦手。毎日の予定も、予定が少ないほど気持ちよく感じます。
わたしにとって「ありのままの自分で生きる」(=「真我で生きる」)と言うのは自分が気持ちよく感じる程度以上に予定を入れず、そして自分が楽しいことをして生きることです。ただ、これはわたしにとって気持ちよいことであって、万人に当てはまるものではありません。先のわたしの友人にとっては、きっとわたしの『真我』は苦痛になるでしょうし、彼女にとっての別の『真我』が存在します。
わたしは姪が産まれたとき、外から色んな価値観を植え付けられていなかったら、わたしはどんな人間だったんだろう、と思ったことがありました。当時、姪と1年半違いで友人に男の子が生まれており、友人とその男の子と週一度のペースで会うという状況にありました。
姪と友人の赤ちゃんを見ていると、まだ0歳と1歳とほんの赤ちゃんなのに、本当に色んなことが違うのです。好きなもの、周りのものへの反応の仕方、その他もろもろ。
姪も友人の子供も第1子でしたが、姪はかなり繊細な赤ちゃんでした。実家に遊びに来て、兄たちが姪をお風呂を入れていると、すごい金切り声で泣き出したり。当時兄嫁は兄との結婚に色々と思うところがあったらしいので、そういったことも姪の反応に影響していたかもしれませんが、とにかくとても繊細な赤ちゃん、という印象を持っていました。
一方、友人の子供はとてもおおらか。友人は当時嫁いだ先の家族とのもろもろのストレスでかなり精神的に参っていました。わたしの認識では、母親のそういった状況は子供に影響を与えると思っていたので、友人が「わたしが泣いていると、この子が涙を拭いてくれて、頭をなでてくれたんだよ」なんて話を聞くと「えーーーー?!?!?!」と驚愕したものでした。とにかくその子はハッピーな赤ちゃんでした。わたしが遊びに行くと、お母さんと話をしているわたしの膝によじ登って来て、よだれでべしょべしょの顔でニコニコと笑顔を振りまいてくれていました。
『真我』とは、自分にとって何が心地よいのか、何をして過ごすのが楽しいのかを知って、それに従って日々を生きていくことだといまのわたしは理解しています。
以上、わたしの体験談を含めたYSメソッドに関する情報でした。読んでくださりありがとうございました(*´∀`*)!
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