こんにちは、ノ~チンです!
英語で「いま行きます」、と言うのに、”I am coming.” と言う場合があること、知っていますか?
え?行く、だから “I am going.” でしょ?と思われたアナタは以下を読んでみてください♪
日本では、行く = go、来る = come と習うと思うのですが、これを念頭に入れていると、英語を話すときに come というべきところを go と言ってしまう、ということが起こります。
これは、何を中心に「行く」「来る」と言うかが日本語と英語で違うことが原因です。
日本語の場合
日本語の場合、行く、来る、というとき、中心は自分にあります。
つまり、わたしとあなたが話をしている場合には、「わたし」が中心となり、わたしがあなたの方に移動する場合は、わたしはあなたのところに「行く」になります。
はたまた、あなたがわたしの方に移動してくる場合は、あなたはわたしのところに「来る」ことになります。
英語の場合
一方、英語の場合は 相手との距離 または 特定の地点から見た距離が 近付く場合は come、離れる場合は go になります。
自分と相手がいる場合は、自分ではなく、相手を中心に距離が近付くか、離れるかを判断します。
英語の come & go 具体例
では、考えてみましょう。
come & go 具体例1
お母さんがご飯を作ってくれています。
「ご飯できたわよ~!」と言って呼んでくれました。
「は~い、いま行きま~す!」
この場合、英語ではなんと言うでしょうか?
英語の場合、相手を中心として考えるので、この場合はお母さんを中心に、あなたが近付くのか遠ざかるのかを考えます。
お母さんとの距離は近付くので、この場合は、
“OK. I am coming.” になります。
come & go 具体例2
では、学校や会社から家に帰るとき、友達や同僚に「(家に)帰ります」と言ってみましょう。
この場合、話をしている相手のいる場所(特定の地点 = 学校、あるいは会社)から見て、あなたが離れるのか近付くのかを考えます。
この場合、学校や会社から遠ざかることになるので、“I am going home.” と go を使うことになります。
クイズ
それでは、理解度チェックをしてみましょう。
()内に come か go のどちらが来るかを答えてくださいね。
クイズ1
友達が家に来る?と誘ってくれています。
「わたしの家に来る?」
Would you like to come to my house?
「えぇ、ぜひ行かせて!」
Yes, I would love to ( ).
クイズ2
いまから学校、または会社を出るところです。
家に電話して「いまから帰るよ」と言ってみましょう。
I am ( ) home now.
さて、できましたか?
クイズ1は相手(友達の)家に自分が近付くので答えは come、クイズ2は家族のいる家に自分が近付いていくので答えは coming です。
まとめ
さて、今日はcome と go の使い分けについてお話ししました。
相手との距離、または特定の地点から見た距離が近付く場合には come を 遠ざかる場合には go を使う、ということでした。
それでは、今日はこれにて!ノ~チンチャン♪♪