こんにちは、ノ~チン(@NozomiJapanese)です!
つい先日産まれたと思っていた姪っ子ちゃんが、なんと気が付けば今年の春から大学生に。
英語の学科に属しているので、たまに課題をするのに電話をくれたりします。可愛い( *´艸`)。
今日はひさびさに電話があって、リスニングの課題を一緒に聴いていたのですが、そこで少し驚いたことが。
ということで、今日はそのことについてお話ししますね。
目次
アロワナ:I don’t wanna
さて、一緒にリスニングの課題を聴いていたとき、姪っ子がポソッといいました。
「アロワナ」って言ってるよね?
そして、わたしは姪っ子ちゃんの「アロワナ」というのを聞いて、I don’t wanna と聞き取りました。
先にリスニングの音源を聴いていたから、ということもあるのですが、アロワナ、で確かに I don’t wanna と聞こえるのです!!
姪っ子、耳がいいじゃないか?!?!?!とわたくしは思いました。
この「アロワナ」が彼女の中できちんと “I don’t wanna” に認識されるようになれば、リスニング力がぐっと伸びる日も近い!!
文字に引きずられて発音する
通常、日本人が英語を発音するときと言うのは、I don’t wanna や I don’t want to という文字を見て発音をしようとすると思います。
そして、”I don’t wanna” や “I don’t want to” という字に引きずられて、「アイ ドント ワナ」 や 「アイ ドント ウォン トゥ」と発音すると思います。
でも、実際のネイティブの発音は、「アロワナ」 あるいは 「アドワナ」のように聴こえます。
あ、ちなみにどうして姪が I don’t wanna を アロワナと聞き取ったかというと、アロワナという魚の名前を知っていたからだったようです。
↓ ちなみにこの子がアロワナちゃんです。
人間誰しもそうなのですが、分からない言葉、というのは自分の知っている言葉に変換して聞いてしまいます。
知らない単語は知っている単語に置き換えてしまう
例えばですが、annual [ ˈænjuəl ] という単語を知らずにこの単語が使われている文章を聴いたとします。
そうすると、この annual を自分の知っている animal という単語と置き換えて聞き取ってしまったりするんですね。
※ ちなみに “annual” は「年1回の」、”animal” は「動物」という意味です。
日本語発音から脱却するために
今回の場合、姪が「アロワナ」という魚の名前を知っていたから、「アロワナ」と聞き取った訳ですが、わたし、思いました。
音源の言っている内容を分かった上で、じっくり音源の言っている音声を聞く訓練をして、それを真似する練習をすれば、日本語発音から脱却できると!
しっかり耳で音を聞いていれば、”I don’t want to” は、「アイ ドント ウォント トゥ」とは聞こえないはずなんです。
つまり、
- 目から入ってくる情報 = 英語の綴り から一度文章の内容を理解する。
- 文章を見ずに、音声のみを聞いて、聞こえてくる通りに発音する。
という作業をするといいです!少し手間ではありますが。
もしくは、姪っ子ちゃんの大学の課題のように、ひたすら音源を聞いて、聞こえてくる単語を聞き取って書き出していく、という作業をすると、自然と耳がよくなって、かつ発音もよくなっていくことでしょう。
リスニング力を鍛えるには
リスニング力を鍛えるのにお勧めするのは、アプリなどを使って、通常の速さよりも速いスピードで音源を聞いてから、通常の速さで聴く方法。
これ、最初に速い速度で聴いてから、通常の速度に戻すと、通常のものがゆっくりに聴こえます。これは、ぜひぜひやってみて欲しい。
詳しくは『倍速で英語耳を鍛えちゃえ!耳コピにも有効♪』の記事を参照ください。
まとめ
英語の発音をよくするためには、目から入ってくる情報ではなく、耳から入ってくる情報をそのまま口から再現して発音することによってネイティブの発音に近づけることができるよ。
それでは、今日はこれにて!ノ~チンチャン♪♪